T-SATとは

T-SAT BASKETBALL ACADEMYは、小学生を対象にした賢くプレーできるバスケットボール選手を育成するための専門アカデミーです。

バスケットボールで活躍するためには、状況に応じた適切なプレーを判断することが最も重要です。T-SATでは、小学生の間に身につけるべき個人戦術（プレー判断）を徹底的に指導し、バスケットボールの原理原則に基づいた本質的なプレーができる賢い選手を育成することを目的としています。

近年、バスケットボールはスピード化・多様化が進み、「指示待ち」や「型にはまったプレー」だけでは通用しなくなっています。

その場で状況を認知し、自ら考え、最適な判断をし、それを瞬時に行動できる選手。

これが、これからのバスケットボールに必要な選手像です。

子どもたちが未来のステージで活躍するために、「自ら考える力」を育むバスケットが、今、求められています。
T-SAT BASKETBALL ACADEMYは、そのための第一歩となる特別なスクールです。

認知→判断→実行とは？

例えば、速攻の場面を考えてみましょう。

1. 認知：味方が走っている位置、ディフェンスの戻り方、自分のスピードやボールの位置を瞬時に把握する。
2. 判断：パスを出すべきか、自分でシュートに行くべきか、またはドリブルで時間を作るべきかを選択する。
3. 実行：選んだプレーをスムーズに行い、成功させる。

多くのスクールでは「実行」のトレーニングばかりを行いがちですが、実は、どんなに優れたスキル、いわゆる「実行」レベルが高い選手であっても、そもそも自分が置かれた状況を「認知」できていないと、相手にとって脅威となる「判断」ができないという結果に終わります。

試合で活躍できる選手、というのはボールを扱う実行のスキルもそうですが、それ以上に、正確にコート上で起きている様々な現象を把握（認知）して、その把握した中で予測される選択肢の中から、もっとも最適なプレー選択（判断）を出来る力がある選手なのです。

普段の試合を外から見てる中で、「なんで、ここでドリブルで突っ込んでいくんだよ？」、「なぜ、今のシュートの打たないんだよ？」、「なぜ、ここでポジションをあけて守備に出たんだよ？」、そうしたプレーというのは、全て「認知」と「判断」という部分の欠如によるものです。

T-SATでは「認知」と「判断」に重点を置いたトレーニングを行い、試合で本当に活きるプレーを身につけます。

なぜ小学生のうちに学ぶべきなのか？

この一連の流れ（認知 → 判断 → 実行）をスムーズに行うためには、小学生の時期に適切なトレーニングを積むことが非常に重要です。

なぜなら、人間の神経系の発達は、12歳ごろまでにほぼ完成するからです（スキャモンの発育曲線より）

神経系が最も発達するこの時期に、「認知 → 判断 → 実行」の力を養うことが、将来的に賢くプレーできる選手になるための大きな鍵となるのです。

また、小学生年代ではフィジカルや身体能力の優位性で試合に活躍できることがあります。しかし、その優位性は年齢とともに薄れていきます。本当に長く活躍する選手になるためには、小学生のうちから「賢さ」を身につけておくことが不可欠です。

むしろ、身体が出来上がっていない小学生年代だからこそ、このような「賢さ」が最も育まれやすい状況にあることを理解することで、より選手たちのステージが上がる結果につながるわけです。

認知→判断→実行のために必要な要素

T-SATでは、認知→判断→実行をスムーズに行うために、2つの重要な要素を軸に指導しています。

これらのコンセプトを体現するのが、T-SATという名前に込められています。

T = Takizawa（創設者の名）
S = Skill Set（スキルセット）
A = And（両者をバランスよく鍛える）
T = Tactics IQ（戦術的知性）

T-SATは、スキルセットと戦術的知性を高めることで、「認知 → 判断 → 実行」をスムーズにこなし、賢くプレーできる選手を育てるアカデミー です。

運営法人

社名	一般社団法人 intellete
設立日	2022年7月28日
代表者	代表理事 滝澤 賢治
メール	takizawa@t-sat2022.com